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QBB神戸マラソンブログ【マラソンのココロエ番外編2】大会では「走る」以外の時間も必要?!
こんにちは!QBB 神戸マラソンブログ担当のUです。
Run&Cheese アドバイザー上谷聡子先生による「マラソンのココロエ 番外編」。
第2回目はタイムについて。
完走するためには、制限時間をクリアしなくてはいけません。
走るだけで精一杯、ペースまで考えられない!という方は、「タイム」にも種類があるということを意識することから始めてみましょう☆
こんにちは、上谷です。
皆さんは「グロスタイム」と「ネットタイム」という言葉をご存知ですか?
「グロスタイム」は号砲からフィニッシュまで、「ネットタイム」はあなたがスタートラインを通過してからフィニッシュまでの時間を指します。
これらのタイム差が、初マラソン挑戦者にとって重要になってきます。
なぜなら、後方からスタートする確率の高い初心者ランナーは、スタートラインを越えるまでにしばらく時間を要するからです。
神戸マラソンでは、時間差でスタートするウェーブスタートが採用されていて、第2ウェーブからスタートした全員がスタートラインを越えるのに、約12分かかると想定されています(公式HPより)。
他にも、レース中のトイレや給水・給食時に時間がかかるため、走る以外にも時間が必要になってくるのです。もちろん、それらも「ネットタイム」に含まれます。
1kmを平均8分30秒で走ると、約6時間で完走できる計算ですが、実際のネットタイムは6時間25分を越える可能性が。
また、フィニッシュまでにいくつか「関門」が設定されており、関門によっては8分30秒よりも速く走る必要が出てくる区間もあります。
これらのことも考えながら、走るペースも少し気にする9月にしてみましょう。